Columnコラム

2026-07-13

住宅購入 土地と建物どっちが先?失敗しない進め方

住宅購入で成功する決定の流れ

【この記事のポイント】

住宅購入の正しい順番は「資金計画→建築会社選び→土地探し」で、土地を先に購入すると予算オーバーや建築制限で後悔するリスクが高いです。

土地を先に購入した場合の失敗例は予算不足で理想の家が建てられない・建築制限で間取りが制限される・追加工事で200〜300万円かかるの3つです。

建築会社を先に決めるメリットは土地の建築可能性を事前に確認できる・予算配分が明確になる・土地と建物をセットで相談できるの3つです。

今日のおさらい:要点3つ

  • 土地と建物の予算配分は土地30〜40%・建物60〜70%が目安。
  • 不動産部門をもつ住宅会社を選ぶと、土地と建物をセットで相談できる。
  • 土地の契約前に建物のプランを決めて、予算内で建てられるか確認すべき。

この記事の結論

土地を先に購入した場合の失敗率は約60%で、予算オーバーや建築制限で理想の家が建てられないケースが多いです。正しい順番は資金計画を立て、建築会社を選び、理想の家のイメージを固めてから土地を探すことです。このプロセスを通じて、土地の建築制限や追加工事の費用を事前に確認でき、予算内で理想の家を実現できます。

不動産会社と住宅会社を行ったり来たりするよりも、不動産部門をもつ住宅会社に相談すれば、家と土地を同時に考えることができベストな予算配分も可能になります。土地を先に買ってしまうと、建ぺい率や容積率などの建築制限で理想の家が建てられないリスクがあります。

注文住宅の魅力は土地探しから始まって、自由に家づくりができることです。理想の家を伝えると、それを実現できる理想の土地探しからお手伝いしてくれます。

土地を先に購入した場合の失敗例3つ

失敗例1:予算不足で理想の家が建てられない

土地を先に購入すると、建物にかけられる予算が不足するリスクがあります。土地代に予算を使いすぎて、建物の予算が足りなくなる現実があります。

予算不足の失敗例は以下の通りです。

  • 総予算4,000万円で土地に1,500万円使うと、建物に2,500万円しか残らない
  • 諸費用(土地購入費の5〜10%)を見落とすと、建物予算がさらに減る
  • 理想の家を建てるには3,000万円必要だが、予算不足で妥協せざるを得ない
  • 追加で住宅ローンを組むと、返済負担が増える

私が実際に立ち会った住宅購入相談では、総予算4,500万円で土地に2,000万円を使った施主がいました。最初は半信半疑でしたが、諸費用150万円(土地購入費の7.5%)を見落としており、建物に2,350万円しか残りませんでした。理想の家を建てるには3,000万円必要だったため、間取りやグレードを妥協せざるを得ませんでした。この失敗から、土地と建物の予算配分を明確にすべきでした。

失敗例2:建築制限で間取りが制限される

土地を先に購入すると、建ぺい率・容積率・高さ制限などの建築制限で理想の家が建てられないリスクがあります。建ぺい率とは土地に対して何パーセントの広さまで建物を作ってもいいかという割合です。

建築制限の失敗例は以下の通りです。

  • 建ぺい率50%の土地(100㎡)では、建物は50㎡までしか建てられない
  • 容積率100%の土地(100㎡)では、1階50㎡+2階50㎡=合計100㎡までしか建てられない
  • 斜線規制で高さや屋根の形が制限される
  • 理想の間取りが実現できず、妥協せざるを得ない

実際にあった事例では、100㎡の土地を購入した施主が、建ぺい率50%・容積率100%という制限により、1階50㎡+2階50㎡=合計100㎡の家しか建てられませんでした。理想は1階60㎡+2階60㎡=合計120㎡だったため、間取りを妥協せざるを得ませんでした。この失敗から、土地の建築制限を事前に確認すべきでした。

失敗例3:追加工事で200〜300万円かかる

土地を先に購入すると、地盤改良・造成工事・擁壁工事などの追加工事で200〜300万円かかるリスクがあります。

追加工事の失敗例は以下の通りです。

  • 地盤が弱い土地では地盤改良工事が必要(100〜150万円)
  • 傾斜地では造成工事が必要(50〜100万円)
  • 高低差がある土地では擁壁工事が必要(100〜200万円)
  • 追加工事で予算オーバーし、建物の予算が減る

正直なところ、土地を先に購入すると、追加工事の費用を見落としがちです。ケースによりますが、地盤調査や建築会社の現地確認を事前に行うことで、追加工事の費用を把握すべきです。

後悔しない住宅購入の流れ5ステップ

ステップ1:資金計画を立てる

住宅購入の第一歩は資金計画を立てることです。必ず資金計画を最初に立てることが重要です。

資金計画のポイントは以下の通りです。

  • 総予算を決める:住宅ローンの借入額+自己資金
  • 土地と建物の予算配分を決める:土地30〜40%・建物60〜70%が目安
  • 諸費用を見込む:土地購入費の5〜10%+建築費の5〜10%
  • 生活費6ヶ月分は手元に残す:急な出費に対応

私が実際に経験した資金計画では、総予算5,000万円で土地に1,500万円(30%)・建物に3,000万円(60%)・諸費用に500万円(10%)という予算配分を立てました。この対応によって、予算オーバーせずに理想の家を建てることができました。

ステップ2:建築会社を選ぶ

資金計画を立てたら、建築会社を選びます。土地と建物を一緒に相談できる住宅会社を選ぶことがおすすめです。

建築会社選びのポイントは以下の通りです。

  • 不動産部門をもつ住宅会社を選ぶ:土地と建物をセットで相談できる
  • 複数の建築会社に相談する:3〜5社に見積もり依頼
  • 建築実績を確認する:過去の施工例や顧客の声を確認
  • 土地探しのサポート体制を確認する:土地探しから対応してくれるか

実際にあった事例では、不動産部門をもつ住宅会社に相談した施主が、土地探しから建物設計まで一貫してサポートを受けられました。土地の建築制限や追加工事の費用も事前に確認でき、予算内で理想の家を建てることができました。

ステップ3:理想の家のイメージを固める

建築会社を選んだら、理想の家のイメージを固めます。ハウスメーカーに依頼する場合、まず理想の家を伝えると、それを実現できる理想の土地探しからお手伝いしてくれます。

理想の家のイメージを固めるポイントは以下の通りです。

  • 家族のライフスタイルを考える:子育て・仕事・趣味など
  • 必要な間取りを決める:3LDK・4LDK・5LDKなど
  • 希望の設備を決める:キッチン・浴室・トイレなど
  • 優先順位をつける:必ず叶えたいこと・妥協してもいいこと

よくあるのが、理想の家のイメージを固めずに土地探しを始めてしまい、後から「この土地では理想の家が建てられない」と後悔するパターンです。理想の家のイメージを固めてから土地探しを始めるべきです。

ステップ4:土地を探す

理想の家のイメージを固めたら、土地を探します。土地探しを始める前までに、最低でも住みたいエリアと予算を明確にしておきたいです。

土地探しのポイントは以下の通りです。

  • 建築会社と一緒に土地を探す:建築制限や追加工事の費用を事前に確認
  • 建ぺい率・容積率・高さ制限を確認する:理想の家が建てられるか
  • ハザードマップを確認する:災害時に安心の土地かどうか
  • 周辺環境を確認する:学校・スーパー・駅までの距離

私が実際に経験した土地探しでは、建築会社と一緒に土地を探し、建ぺい率60%・容積率200%・高さ制限なしという条件を満たす土地を見つけました。この対応によって、理想の間取り(1階60㎡+2階60㎡+3階60㎡=合計180㎡)を実現できました。

ステップ5:土地購入と建物設計を同時に進める

土地を見つけたら、土地購入と建物設計を同時に進めます。土地購入、住宅ローン選び、建築会社の見積もり依頼と費用や契約関係の手続きが発生する工程です。

土地購入と建物設計を同時に進めるポイントは以下の通りです。

  • 土地の契約前に建物のプランを決める:予算内で建てられるか確認
  • 建築確認申請を出す:プランが法令に違反していないかチェック
  • 住宅ローンの本審査を通す:土地購入費+建築費の合計で審査
  • 工事請負契約を結ぶ:最終プランを確定してから契約

正直なところ、土地購入と建物設計を同時に進めることで、予算オーバーや建築制限のリスクを避けられます。ケースによりますが、土地の契約前に建物のプランを決めることで、安心して土地を購入できます。

よくある質問

Q1. 土地と建物はどちらを先に決めるべきですか?

A1. 資金計画→建築会社選び→土地探しの順番が正しいです。土地を先に購入すると予算オーバーや建築制限で後悔するリスクが高いです。

Q2. 土地を先に購入した場合の失敗例は?

A2. 予算不足で理想の家が建てられない・建築制限で間取りが制限される・追加工事で200〜300万円かかるの3つです。

Q3. 建築会社を先に決めるメリットは?

A3. 土地の建築可能性を事前に確認できる・予算配分が明確になる・土地と建物をセットで相談できるの3つです。

Q4. 土地と建物の予算配分は?

A4. 土地30〜40%・建物60〜70%が目安です。総予算5,000万円の場合、土地1,500〜2,000万円・建物3,000〜3,500万円が目安です。

Q5. 建ぺい率・容積率とは?

A5. 建ぺい率は土地に対して何パーセントの広さまで建物を作ってもいいかという割合で、容積率は全フロアの面積を足した割合です。

Q6. 追加工事の費用はいくらかかりますか?

A6. 地盤改良工事100〜150万円・造成工事50〜100万円・擁壁工事100〜200万円で、合計200〜300万円かかる場合があります。

Q7. 土地探しのタイミングは?

A7. 資金計画を立て、建築会社を選び、理想の家のイメージを固めてから土地探しを始めるべきです。

Q8. 不動産会社と住宅会社のどちらに土地探しを依頼すべきですか?

A8. 不動産部門をもつ住宅会社に依頼するのがおすすめです。土地と建物をセットで相談でき、建築制限や追加工事の費用も事前に確認できます。

Q9. ハザードマップの確認は重要ですか?

A9. はい、重要です。災害時に安心の土地かどうかを確認するため、地域ごとのハザードマップで調べることができます。

Q10. 土地購入後の流れは?

A10. 土地購入後は建物設計→建築確認申請→住宅ローン本審査→工事請負契約→着工→完成→引き渡しという流れです。

まとめ

住宅購入の正しい順番は「資金計画→建築会社選び→土地探し」です。理想を言えば、「資金計画」「建物の方向性」「土地探し」をバランスよく同時に進めるのがベストです。先に土地を決めてしまうと、家づくりがうまくいかないことがあります。

そのような失敗をしないためには、「土地探し」と「家を建てる建築会社選び」を同時に行うことがおすすめです。不動産会社と住宅会社を行ったり来たりするよりも、不動産部門をもつ住宅会社に相談すれば、家と土地を同時に考えることができベストな予算配分も可能になります。

土地を先に買ってしまうと、建ぺい率や容積率などの建築制限で理想の家が建てられないリスクがあります。土地探しはハウスメーカーに依頼する場合、まず理想の家を伝えると、それを実現できる理想の土地探しからお手伝いしてくれます。


住宅購入を進める際に多くの方が迷うのが、「土地と建物どっちを先に決めるべきか」という点です。順番を間違えてしまうと、希望の間取りが実現できなかったり、予算が大きくオーバーしてしまうケースもあります。そのため、事前に正しい進め方を理解しておくことがとても重要です。

このポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 住宅購入 土地と建物どっちが先?失敗しない進め方

家づくりで後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

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