Columnコラム

2026-05-24

 住宅ローン 借入額 目安はどう決める?年収だけで判断しない考え方

住宅ローン 借入額 目安を知りたい方へ!年収以外も踏まえた判断ポイントを解説

【この記事のポイント】

住宅ローンの借入額の目安は「年収の5〜7倍」+「返済負担率25%前後」が基本軸です。

年収だけでフルに借りると家計が圧迫されやすく、教育費・老後資金・車の維持費などが後から苦しくなります。

借入額は「今の生活」と「10〜20年後のライフプラン」をシミュレーションし、少し余裕を残したラインで決めるのが失敗しないコツです。

今日のおさらい:要点3つ

住宅ローン 借入額 目安は、年収の5〜7倍かつ返済負担率25%前後に収まる範囲で決めるべきです。

年収だけで判断せず、「手取り」「教育費」「車・趣味」「貯蓄ペース」を踏まえて「無理なく払える毎月返済額」から逆算することが重要です。

借入額は「借りられる上限」ではなく「返しても生活が崩れない額」に抑えるのが、長期的に安心できる住宅購入のポイントです。

この記事の結論

結論:住宅ローンの借入額の目安は、年収の5〜7倍かつ返済負担率25%前後に収まる範囲で、将来の支出も見込んで決めるべきです。

一言で言うと、「いくら借りられるか」ではなく「いくらなら無理なく返せるか」を軸に借入額の目安を決めるのが正解です。

最も大事なのは、教育費や老後資金、車の買い替えなどの将来費用と並行しても貯蓄が続けられる返済額に抑えることです。

初心者がまず押さえるべき点は、シミュレーションツールで毎月返済額を確認し、手取り収入とのバランスを必ずチェックすることです。

住宅ローン 借入額 目安の基本:年収倍率+返済負担率で考える

「年収の5〜7倍」がなぜ目安になるのか?

結論として、一般的に「住宅ローンの借入額は年収の5〜7倍」が一つの目安とされるのは、35年前後の長期返済と現在の金利水準を前提に、家計が破綻しにくいバランスとされているからです。

  • 年収400万円 ⇒ 借入目安:2,000〜2,800万円
  • 年収600万円 ⇒ 借入目安:3,000〜4,200万円
  • 年収800万円 ⇒ 借入目安:4,000〜5,600万円

もちろん、これはあくまで「一般論」です。一言で言うと、「年収倍率」はザックリとした上限イメージであり、それだけで決めないことが重要です。

具体例

年収600万円・共働き・子ども1人(今後もう1人予定)

  • 年収の7倍:4,200万円まで借りられそう
  • しかし、教育費と保育料・車2台維持費を考えると、3,500万円前後に抑える方が安心、というケースが多く見られます。

当社の相談現場でも、「銀行の事前審査で5,000万円までOKと言われたが、実際は4,000万円以内に抑えた」というお客様が少なくありません。

返済負担率とは?「25%前後」が安全ラインの理由

結論として、住宅ローンの返済負担率(年間返済額 ÷ 年収)は、25%前後に収まる範囲が比較的安全なラインとされています。

  • 返済負担率20%未満:かなり余裕があり、他の貯蓄・投資との両立もしやすい
  • 返済負担率25%前後:標準的な水準(目安)
  • 返済負担率30%超:家計が苦しくなりやすく、想定外の支出に対応しにくい

一言で言うと、「手取りのうち、住宅ローンに回すのは4分の1程度まで」に抑えると生活が安定しやすい、というイメージです。

ざっくり試算(年収600万円の場合)

  • 年収600万円(手取り約480万円と仮定)
  • 返済負担率25% ⇒ 年間返済150万円(毎月約12.5万円)

ここから、管理費・修繕積立金(マンションの場合)や固定資産税、火災保険なども加味し、「住居にかかる総費用」が年収の25〜30%を超えないかをチェックします。

「年収だけで判断しない」ために見るべき4つのポイント

結論として、住宅ローン 借入額 目安を決めるときに見るべきポイントは、次の4つです。

  • 現在の手取り収入と毎月の支出構造(食費・光熱費・通信費・保険・車・教育費・趣味など)
  • 今後10〜20年のライフイベント(出産・進学・車の買い替え・親の介護・転職など)
  • 自己資金と予備資金(生活防衛資金)のバランス
  • 選ぶ金利タイプ(変動・固定)のリスク許容度

初心者がまず押さえるべき点は、「借入可能額」と「適正借入額」は違うということです。銀行の審査で出た金額は、あくまで「返せるとみなされる上限」であり、生活のゆとりまで考えた「あなたにとっての適正額」はそれより低くなるのが普通です。

住宅ローン 借入額 目安をどう決める?年収以外も踏まえた具体的な考え方

無理なく払える「毎月返済額」から逆算する手順

結論として、住宅ローン 借入額 目安は「物件価格から決める」のではなく、「無理なく払える毎月返済額」から逆算するのがおすすめです。

手順

  1. 現状の家計を可視化する(家計簿アプリやエクセルで、1〜3ヶ月分の支出を分類)
  2. 毎月「確実に必要な生活費」を把握する(食費・水道光熱費・通信費・保険料・車関連・教育費など)
  3. 毎月いくら貯蓄したいかを決める(教育資金・老後資金・緊急予備費など)
  4. 残った金額の範囲で、「住宅に回せる上限額(家賃+住宅ローン)」を決める
  5. そこからさらに1〜2万円ほど余裕を残し、「実際の目標毎月返済額」を決める
  6. ネットの住宅ローンシミュレーションツールで、金利・返済期間を入力し、目標毎月返済額から借入可能額を逆算する
  7. その借入額に、自己資金を足した金額を「総予算」として物件を探す

一言で言うと、「予算=借入額+自己資金」は、毎月返済額から逆算して決めるのが失敗しにくい方法です。

共働き世帯・単独名義・ペアローン、それぞれの考え方

結論として、共働き世帯の場合は「世帯年収すべてを前提に借入枠を最大化する」のではなく、将来の働き方の変化も見越した安全な借入額を設定することが重要です。

単独名義(夫 or 妻)で借りるケース

  • 片方の収入だけで返済計画を立てるため、保守的だが安定感がある。

収入合算(ペアローン・連帯債務)

  • 借入可能額は増えるが、どちらかの収入減少・産休・育休時の負担増リスクがある。

事例:共働き年収合計800万円の世帯

  • 夫:年収500万円、妻:年収300万円
  • 銀行の審査上は、5,000万円以上の借入が可能なケースもある
  • しかし、今後妻が時短勤務になったり、子どもが増えて教育費が増えることを考えると、実際の借入額は4,000万円前後に抑える方が現実的という判断になるケースが多いです。

最も大事なのは、「今の収入」ではなく「5〜10年後の収入と支出」の姿から借入額を考えることです。

ボーナス返済・変動金利に頼りすぎないことが重要

結論として、借入額を増やすために「ボーナス返済」を多くしたり、「変動金利だけ」を前提にギリギリの借入額にするのは、リスクが高くおすすめしません。

ボーナス返済を多く設定するリスク

  • ボーナス減額・支給停止時に一気に返済が苦しくなる。

変動金利にフルベットするリスク

  • 将来金利が上がった場合、数万円単位で返済額が増える可能性がある。

初心者がまず押さえるべき点は、「今の金利・今のボーナス」がずっと続くとは限らないという現実です。

当社としての基本スタンス(例)

  • ボーナス返済割合:総返済額の50%以下(可能なら30%以下)
  • 借入額の設定:金利上昇(+1%程度)を想定したシミュレーションも行う

一言で言うと、「最悪のシナリオでも何とか払えるか」を確認してから借入額を決めるのが安心です。

住宅ローン 借入額 目安とライフプラン:ケース別シミュレーション

年収400万円・自己資金300万円・子ども1人のケース

結論として、このケースでは「借入額2,000〜2,500万円程度」「総予算2,300〜2,800万円」あたりが現実的な目安になることが多いです。

  • 年収400万円
  • 自己資金300万円(頭金+諸費用)
  • 返済負担率25% ⇒ 年間返済100万円(毎月約8.3万円)

この条件からシミュレーションすると、金利1%・35年返済でおおよそ2,300〜2,500万円前後の借入が一つのラインになります。

一言で言うと、「月8万円台で収まる借入額」を基準にしつつ、総予算は2,500万円前後に抑えると安定しやすいイメージです。

年収600万円・自己資金500万円・子ども2人予定のケース

結論として、このケースでは「借入額3,000〜3,500万円程度」「総予算3,500〜4,000万円」が現実的なゾーンです。

  • 年収600万円
  • 自己資金500万円(頭金+諸費用)
  • 返済負担率25% ⇒ 年間返済150万円(毎月約12.5万円)

将来の教育費(大学進学2人分)や車2台保有を想定すると、借入額4,000万円以上はやや攻め過ぎと感じるケースも多く、当社としては3,000〜3,500万円程度の借入額を基準にシミュレーションすることが多いです。

岐阜・愛知エリアでのリアルな「借入額の目安感」

結論として、岐阜・愛知エリア(とくに岐阜市周辺・名古屋近郊)では、「3,000〜4,000万円台の借入+自己資金数百万円」というパターンが主流です。

  • 新築建売戸建:総予算3,000〜3,800万円
  • 土地+注文住宅:総予算3,500〜4,500万円

当社でも、「借入額は3,000〜3,500万円ぐらいに抑えたい」「4,000万円が自分たちの上限」といったご相談が多く、地域の物価・収入水準を踏まえた”現実的ライン”としてそのあたりに落ち着くケースが多いです。

最も大事なのは、「周りがいくら借りているか」ではなく、「自分たちの家計と価値観に合った借入額」を見極めることです。

よくある質問

Q1. 住宅ローンの借入額の目安は年収の何倍ですか?

A1. 住宅ローンの借入額の目安は年収の5〜7倍程度とされることが多いですが、返済負担率25%前後に収まるかどうかも合わせて確認するべきです。

Q2. 年収だけで借入額を決めても大丈夫ですか?

A2. 年収だけで借入額を決めると教育費や老後資金、車の維持費などの将来支出を見落としやすく、生活が苦しくなるリスクが高いのでおすすめできません。

Q3. 返済負担率はどのくらいに抑えるべきですか?

A3. 返済負担率は年間返済額が年収の25%前後に収まる範囲が目安で、20%台前半なら他の貯蓄や趣味とも両立しやすくなります。

Q4. 共働きの場合は世帯年収全体で借入額を決めてよいですか?

A4. 共働きの場合でも将来の産休・時短勤務・転職などで片方の収入が減る可能性があるため、片方の収入か、あるいは世帯年収のやや低めのラインを前提に借入額を決める方が安全です。

Q5. ボーナス返済を多く設定して借入額を増やしても問題ありませんか?

A5. ボーナス返済を多くするとボーナス減額や業績悪化時に返済が一気に厳しくなるため、ボーナス返済割合は総返済額の3割程度までに抑えるのが無難です。

Q6. 金利タイプは借入額にどう影響しますか?

A6. 変動金利は当初の返済額を抑えやすい一方で将来の金利上昇リスクがあり、固定金利は安心感がある反面借入時の返済額は高めになるため、金利タイプによって安全な借入額の上限は変わります。

Q7. 借入額を決める前にやっておくべきことは何ですか?

A7. 借入額を決める前に家計の収支を洗い出し、無理なく払える毎月返済額を決めたうえで、ローンシミュレーションでその返済額から逆算した借入額を確認することが重要です。

まとめ

結論として、住宅ローン 借入額 目安は「年収の5〜7倍」だけでなく、「返済負担率25%前後」「将来のライフプラン」「地域の相場」を踏まえて総合的に決めるべきです。

年収倍率はあくまで目安であり、「借りられる上限」ではなく「返済しても生活が崩れない金額」を基準にすることが大切です。

返済負担率は年間返済額が年収の25%前後になる範囲を目安とし、可能なら20%台前半に抑えると家計に余裕が生まれやすくなります。

共働き世帯は、将来の収入減や働き方の変化を見越して、世帯年収フル前提ではなく少し低めの前提で借入額を設計するのが安心です。

ボーナス返済や変動金利に頼りすぎず、「最悪のケースでも返していけるか」を確認したうえで借入額の上限を決めることが、長期的な住宅ローン破綻を防ぐポイントです。

岐阜・愛知エリアでは3,000〜4,000万円台の借入+自己資金数百万円というパターンが多く、自分たちの年収・家族構成に合った現実的な予算ラインを一緒にシミュレーションすることが重要です。

住宅ローン 借入額 目安はどう決める?

住宅ローンの借入額で悩んでいる方へ。
年収だけで判断するのは危険です。

「いくらまで借りていいの?」
「無理のないラインが分からない」という方は、
判断基準を整理しておくことが大切です。

住宅ローンの考え方や資金計画について詳しく知りたい方は、
こちらも参考にしてみてください。

https://ietochi-gifu.com/

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